サイバースクワッティングの問題

サイバースクワッティング(cyber-squatting)とは

著名な企業名やブランド名、有名人の名前などのドメインを取得し、転売などで利益を得る目的で保有する行為。
多くのドメインが誰でも自由に、かつ早い者勝ち(First come, First served)で登録できるため、このような行為を行う個人または組織(「サイバースクワッター」という)が横行しているのが現状です。

サイバースクワッターの目的

1.転売する

著名ブランド、商品、企業名のドメインを取得し、高値で転売する。オークションサイトも数多く存在する。

2.アフィリエイトで収入を得る

自サイトを経由し別のサイトに転送することで、広告収入を得ることが目的。例えば商品名でドメインを取得し、その小売サイトに転送を行う。

3.自サイトへ誘導する

  • 著名な名称を使用することで、自サイトのアクセス数増加を図る
  • 企業サイトに見せかけ、個人情報やクレジットカード情報を取得する(フィッシング)
  • 企業への攻撃やビジネスの妨害、愉快犯的なケース

4.メールの発信元を信用させる

著名な名称を使うことで、スパムメールの発信元を信用させる(海賊版の販売など)。

サイバースクワッティングの手法

1.企業より先に取得する

空いているドメインを調べるだけでなく、プレスリリース・商標出願等の情報を監視したり、新たなTLDがリリースされるタイミングを狙って取得する。

2.更新漏れの監視

既存のドメインを監視し、期限切れのタイミングを狙って取得する。(ドロップキャッチ)

3.ミスタイプ・誤認を狙った取得

音声的に近いものや一文字違い等ユーザー側のミスタイプを狙ったり(タイポスクワッティング)、誤認しそうなドメインを取得する。