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2021.11.11コラム連載 vol.2:国によって違う?ccTLDの使われ方

ドメインネームに親しんでもらうため、継続してアラサーマークアイ社員のドメインに関する会話をコラム形式で連載しています。今回は「国ごとのドメインの特徴」をテーマに、会話の一部を切り取ってお届けします。
国によって、WEBサイトに使われる主流のドメインが様々であることをご理解いただける内容になっているかと思います。

第2話:国によって違う?ccTLDの使われ方

登場人物(仮名)

ある日、コーヒーを飲みながら・・・

イモコ:おシゲさん、コロナで海外に行けなくなりましたけど、以前は結構頻繁に行かれてましたよね。
お気に入りの国とかありますか?

おシゲ:お気に入りの国と言われてパッと出てくるのは旅行で行ったオーストラリアかな!夏の気候もカラッとしていて過ごしやすいし、いつも天気がいいからか街の人たちも非常に明るいんです。

イモコ:いいなぁ。日本は夏にかけてジメジメしてて大変ですよね・・・

おシゲ:海もシドニーの都心部から電車15分で行けて、都市と自然の融合も印象に残りました!
逆にイモコさんは印象深い国ってある?

イモコ:学生時代に留学をして、一番思い入れがあるドイツですね。

おシゲ:ドイツでの面白エピソードが聞きたい。

イモコ:面白エピソードですか・・・。ドイツって路上で色々燃えてるんです笑。日本と違ってドイツは路上にゴミ箱がたくさんあるんですけど、そこにタバコを捨てる人が多くて、よく炎上してました。他にも誰かが道路に捨てた布団が燃えてるところにも遭遇しました。

おシゲ:危ない!笑

イモコ:話変わりますけど、ドイツでオンラインショッピングしようとした時、ドメインが rakuten.de amazon.de になっていて、学生の時から面白いなと思っていたんですよ!

おシゲ:へー、ドイツ国内だと大手ECサイトはドイツのccTLDの.deで運営しているんだ。.deはccTLD取得数だと世界No.3ですもんね。今確認してみたら、日本だとRakutenもAmazonも.co.jpを使っているみたい。

イモコ:ccTLDは国の特徴が出ますよね!
おシゲさんはアメリカに留学されてたと思いますが、アメリカは.usじゃなくて.comがメジャーですよね?

おシゲ:そうですね、圧倒的に.com社会でした。テレビのCMや他の広告でも、「●●ドットコム」という言い回しをいつも耳にしていました。
逆にイモコさんがドイツにいた時、.de以外を日常で目にする機会ってあった?

イモコ今振り返ってみても大学のメールアドレスも.deでしたし、.comに触れた記憶が全然ないです。

おシゲそれだけ.deが文化に根付いているってことね~。

イモコもしかしたらアメリカを好まなくて、アメリカ主導.comを使いたくないだけかもしれないです笑

おシゲ:実際その傾向って、他のヨーロッパ諸国でもよく耳にします。日本の企業が海外展開する場合、展開各国のサイト立ち上げも想定されると思うんですけど、その国のユーザが親しみを覚えるTLD(トップレベルドメイン)が国によってそれぞれ違うので、皆さん頭を悩ませているようです。

イモコ:あと、有名なグローバルブランドだとサブドメインディレクトリを使って、ドメインは.comに統一していることもありますよね。そういう意味では、海外展開を予定している企業はドメインに関しても事前にルールを定めておいた方が良いのでしょうか。

■補足■
・サブドメインwww.domainname.comというようにドメインの左側に設定するもの。新規でドメイン取得は必要なく、ドメインの保有者がネームサーバ上に設定を行う。
・ディレクトリdomainname.com/content/というようにドメインの右側に設定するもの。WEBサーバ上に設定を行う。

おシゲ:そうですね。一つの基準がないと、URLの規則性が失われて、それが結果的に管理の煩わしさを生んだりユーザの認知度が落ちてしまったりするかもしれないので大切だと思います。
ドイツの話に戻るけど、イモコさんがお客様から「ドイツ向けのサイトを新設したい」と相談を受けたら、心はドイツ人の身としては、.comのサブドメイン/ディレクトリパターンと.deパターンのどっちをお勧めする?

イモコ:もちろん企業の状況や業種によりますけど、ドイツで個人向けサイトを立ち上げるなら、一般的には.deがいいのではないかと思いますね。というのも、私が留学して感じたのは、ドイツ人は非常に愛国心が強いってことです。なので、日本人よりずっと、自国のccTLDを使いたいという意識も強いじゃないかと思います。

おシゲ:ドイツのお隣のおフランスなんかも、同じ傾向と聞いたことがあります。URL一つとっても、国による違いが分かるのって面白いね!

イモコ:日本の傾向っておシゲさん的にどう思います?

おシゲ:日本だと一部上場企業の97%が.co.jpを登録しているというデータがあるんです(JPRS調べ*)。
ただ、一般個人がどれだけ.jpを選ぶかについては、データはないですけど、体感的には.jpと同じくらい、.comも違和感なく取得されていると思わない?

イモコ:確かに日本の場合、.comや.jpにこだわりがある人はドメイン業界の仕事をしていても少ないのではないかなと感じますね。

おシゲ:マークアイは、一般個人とのお取引がないので企業目線にはなってしまいますが、グローバル企業は比較的.comを軸にサイトを展開していて、国内拠点のみの企業は圧倒的に.co.jpを使うことが多い感じがします。これに関連して、インターネットの発展の歴史を遡ってみても面白いかもしれないですよね!

イモコ:インターネットの発展を面白いと言える人は大分マニアックな人かもしれないですけどね。笑

次回に続く・・

https://nippon-kigyo.jp/
 JPRS:JPドメインの登録機関

※不定期に配信予定です。

関連ページ

・ドメインネームとは

・ccTLDリリース情報(ドメインネームニュース)

・ドメインの種類