2022.04.06コラム連載 vol.5:今話題のNFTについて語る①
ドメインネームに親しんでもらうため、アラサーマークアイ社員のドメインに関する会話をコラム形式で連載しています。今回は「NFTとは?」をテーマに、会話の一部を切り取ってお届けします。
最近では「NFTドメイン」というドメインも誕生し、ドメイン業界にも少しずつ影響が及び始めたNFT。今回はまずNFTとは何かという点について会話の様子をお届けします。
第5話:今話題のNFTについて語る①
登場人物(仮名)
春が来た、春がきた、NFTにきた・・・
最近アメリカの決済大手会社がクリエイター向けのNFT支援プログラムを
開始するというニュースがあったけど、NFTって聞いたことある?*
NFTって最近よく耳にするのですが、複雑であまり理解できていないので、
是非教えてもらいたいです。NFTが「Non-Fungible Token」の略で、
日本語では「非代替性トークン」と言われていることは理解したのですが、
具体的にあまりピンとこないです。
具体的にイメージしづらいよね。NFTとは簡単に言うと、デジタルデータに複製や偽造が
困難な鑑定書や所有証明書を付けることで、本物がどれか、制作者は誰か、所有権は誰に
属するかを明確にする仕組みなの。例えば、画像だとデジタルデータはスクショやコピー
されてしまえば、どれが本物か分からなくなってしまうでしょ。それをそのデータに
鑑定書やシリアルナンバーを付けることで唯一無二のものであると保証して、複製を
難しくするの。最近では、オンライン上で描かれたデジタルアートが75億円で落札された
ことがニュースになっていたわ。*
少しずつイメージが湧いてきました!オンラインアートなどのデジタルデータに所有権を
付けて、正式に売買したり、所有権を定めたりする仕組みができたということですね。
今最近のニュースを色々検索してみたのですが、広瀬すずさんのNFT化された写真集
未公開カットが抽選販売されていたり、野球の埼玉西武ライオンズも選手のサインや
動画データをNFT化して販売しているみたいです。
そうそう。徐々に日本でも広がってきているの。
日本ではこれから法整備が行われる段階だけど、上手く法整備が行われれば、
制作者側にとってすごいいいシステムだと思うわ。今まで複製されて海賊版が
出回っていたものへの対策にもなるかもしれないし。
あと最近はTwitterの投稿もNFT化して売買することができるそうよ。
Twitter社 CEOのジャック・ドーシー氏のTwitter上の初投稿が3億円で
取引が行われたというニュースがあったわ。
デジタル上のものが何でも売買できるとなると可能性は無限大ですね。
NFT化されたデータは、どこに行けば買えるのでしょうか?
NFTのマーケットプレイスとしては「Opensea*」というオンラインプラットフォームが
世界最大手だわ。そこで、NFTの生成や管理、購入、オークション出品までできるみたい。
ただ、取引するには仮想通貨も必要になるそうよ。
*OpenSea HP(https://opensea.io/)
国内では「CoincherkNFT」といったマーケットプレイスもあるみたいよ。
Openseaのプラットフォームを見ていたら「NFT Domain Name」という
単語を目にしました。これは何かドメイン業界にも関係してくるのでしょうか。
さすが私の後輩イモコね、いいところに目を付けたわ。
仮想通貨やNFTの発展に伴って、NFTドメインというものが誕生して、
最近ドメイン業界でも話題になっているのよ。今日はそろそろ
港区女子会に行かないといけないから、また次回具体的に説明するね。
はい、おシゲさんに一生付いてきます!
次回に続く・・
※不定期に配信予定です。
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